カレーってもう国民食といっていいくらいの料理ですね。カレーライスはラーメンと並んで、日本の代表的な家庭料理であり大衆食です。作り方もカンタンですし、よほど冒険しないかぎり失敗もありません。
カレーの作り方には由来が諸説さまざまありますが、英国経由という説があります。インド大陸を長く植民地としたことからか、英国王室にはカレーの公式レシピが伝わっているそうですが、このロイヤルカレー(?)カレーライスのようなペースト状のものではなくカレースープのようです。肉やら野菜やらをじっくり煮込み、最後に濾してできあがり。お肉ジャガイモごろごろという日本の家庭料理のカレーライスとは様子がことなりますね。
人気カレーフランチャイズのココイチのカレーは英国流のカレーに近いようで、サラリとしたスープ風のもので結構おいしいと思いますが、「いくら味がおいしいといっても、あんなのはカレーとは言わない!やはり具材がゴロゴロしてなくちゃ」という声もあるようです。
日本人にとっておいしいカレーとは?その作り方とは?
「おいしいカレーの作り方指南書」は「カレーについて」とか、「おいしい作り方の紹介」とかするサイトです。
おいしいカレーといっても味覚には個人差があります。たとえば本場のインドカレーをネイティブの味でおいしいと感じるワタシは少数派。「うへー」という人の方が多いようです。開店したてのインド料理店の味が気に入って、しばらく通うといつの間にか作り方が変わり、味も変わったりします。
これは、日本人の「おいしいカレー料理」にあわせて作り方を変えるのだそうで、ネイティブの味のままでは経営が苦しいということらしいです。そのままでもとてもおいしいカレーなのに、もったいないなー・・・と思うのですが、経営上の理由では、作り方を変えるのもやむなしですね。でも、やっぱり残念。
ワタシのお気に入りとなったおいしいカレーの店は、どこも数年のうちに作り方を変えるか、店を畳むかしちゃいます。味覚が日本人の平均とはことなるのでしょうか?
でも、そんな私のつくるカレー料理でも友人や家族に好評だったりします。ということはあまり味覚の方向性に変わりはなくて、おいしいと感じる範囲が少し広いだけかも。
余談長くなりましたね。それではいくつかおいしいカレーの作り方をご紹介しましょう。といってもカレーライスはそれぞれのお家流があると思いますので、少し変わったおいしいカレーの作り方など・・・
”カーリージーフェイファン”とインターネット検索しても、おそらく殆どヒットしないと思います。なので、カーリージーフェイファンのカレー風味もおいしい作り方もご存知ない方が殆どでしょうね。
カーリージーフェイファンは、要するに中華風のカレーライスです。中華ということで、なんとなく作り方も味も想像してしまうと思いますが、コレ、かなりさっぱりしたおいしいカレーなのです。
作り方も、長時間煮込んだりしないので結構カンタンでスピーディー。おいしいカレーがかんたんな作り方でできあがるのですから、試さない手はありませんね。レシピを置きますので一度挑戦してみてください。
おいしい中華風のカレーライス「カーリージーフェイファン」の作り方です。
<材料>
カレー粉、鶏ガラ中華スープの素、片栗粉、タマネギ、とり肉、ネギ、ニンジン、
唐辛子、ニンニク、片栗粉、塩、醤油
・ニンジンだけは下ゆでして熱を通しておいた方が無難、もしくはみじん切りに
<作り方>
1.タマネギ、野菜類はみじん切りが細かい乱切りにしておく
2.フライパンに油を熱して、刻んだニンニクと唐辛子を軽く炒めて取り出す
3.そのまま鶏肉を炒め、焦げ目がついたら野菜も追加して炒める
4.野菜類におおむね火が通ったところで鶏ガラスープの素と水を加える
5.カレー粉を加えて好みの辛さにし、薄ければ塩・しょうゆで味を調える
6.水で溶いた片栗粉大さじ1を加え弱火で軽く煮込み、もう一度味を確認してできあがり
これがおいしい中華風カレーの作り方。カリージーフェイファンのできあがり。
これを炊きたての白飯にかけていただきましょう。中華風カレーのおいしい風味を堪能してください。
加える水は材料がひたひたになるくらいだと多すぎます。大体50ccから100cc程度にしておきましょう。
スープの素は後から少量ずつ投入して味を確認しましょう。ご存じのとおりで片栗粉は水溶きしておきます。直接投入してはダマができますし。
カリージーフェイファンのカレーあんは、カレーうどんに使うのもおいしくてよいと思います。ニンジンごろごろといった作り方はうどんに馴染みませんので、大振りな食材は使わない方がいいかと・・・おいしい中華風カレーの作り方バリエーションですね。
ちなみに中華風カレーライス、カリージーフェイファンの「ジー」は「鶏」の字をあてます。
単に、中華風カレーライスというと「カーリーフェイファン」となるわけですが、鶏だけでなく豚や牛を使ってもおいしい中華風カレーができますので、作り方をおぼえれば色々と応用が利くと思います。
それに、この中華風カレーの作り方はおいしいだけでなく、スピーディーです。慣れてくると食材処理から、おいしいカレー飯のできあがりまで20分で終了できます。
ご多忙な方の夕食にいかが?
おいしいい中華風チキンカレー、カーリージーフェイファンの作り方でした。
家庭のカレーでは少数派のドライカレーはなじみは薄くても、おいしいカレー料理です。これも長時間の煮込みが不要で、慎重に作っても30分くらい、作り方もかんたん。
トマトを使うことで、イタリア風などと自称していますが、そこは気分で。
それでは、おいしいイタリア風カレー、トマトのドライカレーの作り方です。
<材料>
トマト、ピーマン、タマネギ、ニンジン、カレー粉、塩、豚挽肉、オリーブ油、塩、こしょう、トマトケチャップ
・トマトは種をとってざく切り、その他の野菜はみじん切りに
・トマトの皮が気になる方は湯むきして使ってください(ワタシは気にしません)
・挽肉は熱湯をかけて余分な油を流してべたつかないように処理
<作り方>
1.フライパンにオリーブ油を熱して、豚挽肉をぱらりとするまで炒める
2.みじん切りの野菜を加えて、軽く炒めて皿に移動しておく
3.トマトを加えて、カレー粉大さじ2を投入、崩れるまで加熱し、皿の野菜を再投入
4.塩こしょう・ケチャップで味を調えてできあがり
どうです、とっても作り方はかんたんでしょ?少しトマトの汁気が残りますが、これでなかなかおいしいドライカレーなのです。白飯でもよし、スパゲティーにもよしです。この作り方はワタシのオリジナルです。かんたんな作り方ですが、アナタのカスタムカレーの土台にしてください。
食材のトマトは味の個体差が大きく、使ってみるまでどれくらいの味に納まるのかわかりにくく、このカレーの作り方では唯一の難所です。甘みが不足と感じたらトマトケチャップ少しずつ加えて調味しましょう。そのままでおいしいカレー味と感じたならば、あえて加える必要もありませんね。なお、全体に少し濃いめの味付けにしておくのが、白飯・スパなどに添える際のポイントですので参考にしてください。
また、暑い時期ならばレモン汁半個分を加えて酸味を際だたせる作り方をすると、さらにおいしいドライカレーです。クエン酸やビタミンCが身体の活性を上げてくれますので、おいしいだけのカレーでなく健康的なカレー料理の作り方です。
加える酸味はバルサミコ酢なども相性が良いです。バナナ酢を使えば、ダイエット&健康効果も狙うことができます。
タマネギは結構汁気が多い野菜です。軽く炒めたら、面倒がらずに皿によけておきましょう。
バリエーションとしては、タマネギの汁気を利用した作り方があります。多めのタマネギを終始炒めてドライカレーではなく、おいしい無水カレーに仕上げます。このときのトマトは種ごと投入して汁気を水増ししましょう。
いくらお家流のカレーライスがおいしいといっても、いつも同じ作り方では飽きるのでは?時々違う作り方でおいしいカレー料理にアプローチ。新しい発見は料理の楽しみの一つですね♪
因みに、中部地方のN市には、ローマカレーというものがあります。小さくて汚い店で出してくれるカレーなんですが、こいつが滅法ウマイ!キャッチは「ローマカレー、日本で食べても同じ味」。なんのことやら・わかりませんが、本当においしいカレーなんですよコレ。作り方は秘密みたいですが、当たり前か・・・・
インドでは、クローブやシナモン、ナツメグなど多くのスパイスを調合した香辛料の混合物をマサラと呼び、料理に多用します。
マサラはインド料理では万能調味料のように扱われ、日本で言えば醤油・味噌の類の使われ方に似ています。
日本では、しばしば誤解されることなのですが、インドでは国民食「カリー」にはカレー粉を使いません。インド料理にもこれを使うことは普通ありません。そう、インド料理には「カレー粉」という概念がないのです。
カレー粉に近いものは先述の「マサラ」なのですが、カリーに使われるマサラはあくまでも、各種スパイスを調合しては用いるものなのです。
従って、料理ごとに種類や調合が異なるし、料理人が異なれば同じ種類の料理でも調合にアレンジが加えられることも多く、ひとくちにマサラと言っても無数のバリエーションがあるのです。
一方、カレー粉は、香辛料を混合した粉末で、あれこれと調合する必要もなく、容器から取り出して用いることのできる便利な調味料です。
主としてターメリック、サフラン、パプリカなどで着色(大抵は黄色)、クミン、ナツメグ、オールスパイス、キャラウェイ、ガーリック、クローブ、コリアンダー、フェンネル、シナモン、などで香りをのせ、コショウ、ジンジャーなどで辛さをつけ、熟成させたものが出荷されます。
必要な時に必要なだけを調合して用いる、いつでもどこでも簡単に・・・
こんなところにも、悠久の大河インダスに寄り添って幾千年を生きてきたインド人と、進取の気性に富んではいるけれど、どこかせっかちな日本人との国民性の違いが見られて興味深いですね。
少しだけですが、マサラの中でもよく知られるガラムマサラを紹介しましょう。
ガラムマサーラーとは、主にインド料理で使われる混合香辛料の一種。
マサラと呼ばれる混合香辛料は他にもいろいろありますが、その中でも最も代表的なものです。
『辛いスパイス』として知られるガラムマサラはの語源は、ヒンディー語の "garam" 。garamには「暑い」「熱い」という意味はあっても「辛い」という意味はありません。日本語としてはちょっとヘンですけれど「暑いスパイス」が正しいようですね。
なお、ガラムマサラは主に、辛味よりも香りをつけることを目的に使われます。
ではなぜガラムマサラが”熱い香辛料”などと呼ばれるかと言えば、ガラムマサラを作る過程で加熱するためのようです。
石井利一先生(S&Bスパイスクッキングアドバイザー)によれば、「この『ガラム』は、“触れてあたたかい”という程度のニュアンスとのこと。
インドでは、それぞれの家庭、それぞれの料理人が独自の配合でガラムマサラを作らることから、日本でいうところの『おふくろの味』のようなイメージなのでしょうね。
<製法>
ガラムマサラには決まったレシピは無い。しかし基本は次の三種。
シナモン(肉桂、桂皮)
クローブ(丁字)
ナツメグ(肉荳蒄)
この三種のスパイス以外にカルダモン、胡椒、クミンなどを用いることもありますし、ナツメグをメースに変えるなど色々なバリエーションや組み合わせもあるのですが、大筋でこの製法であれば、ガラムマサラと呼ばれます。
準備したスパイスを粒や塊のままフライパンなどで空煎りし、砕いて粉にすれば完成。(文章にするとあっけないですね)
香りが命であるため出来立てを使うのがベストとされますが、容器に収納して、密閉しておけば数ヶ月程度は使えるようです。
夕食はおいしいカレーでしたか?
カレーは市販のルーを使った簡単な作り方から、自分でスパイスを調合する本格的な作り方までさまざまです。いずれにしてもお疲れさまでした・・・
おいしいカレーの後の、ゆったりしたひとときには何をして過ごしましょうか?
お気に入りのテレビ番組や読みたかった本?それともCDや新作のゲーム?
ときには占いなんかいかがでしょうか。
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